― Shore 11の特徴
オンショアビッグゲームを一網打尽にすべく開発された11ftクラスのロッド「Shore11」
コンセプトは、「サーフ」「リバーマウス」「ロックショア」といったアングラーがあくなき探究心にてビッグフィッシュを追求すべく通う、夢のフィールドすべて。
「このロッド1本で国内に生息するビッグフィッシュを」という思いのもと開発されたモデルです。
開発期間は実に3年、試作モデルは10種以上にも及びます。
「妥協を許さず、全てを網羅したい」
C3のコンセプト「超汎用性」の集大成が、Shore11です。
想定した対象魚は、「青物」「シーバス」「ヒラスズキ」「オオニべ」「アカメ」「イトウ」「サーモン」「10kg前後のGT」等を想定し、ブランクの設計を徹底的に行いました。
想定した魚を狙う為に用いるルアーのシミュレーションは、「ミノー」から「メタルジグ」と想定。
そのウエイトは18g~70gに目標設定を行い、開発を進めました。
もうひとつが、「250g」
ロッドの自重に対する目標です。
C3シリーズ特有の「美しいベンドによる加重移行」と「溢れ出るトルク」を継承したまま、250gを下回ることを目標としました。
恐らく、ショアジギング系のロッドではこの重量をクリアしたロッドは現存しないでしょう。
このような無謀な目標スペックを設定した為、途方も無い試作トライ&エラーを繰り返し、3年という時間を費やす結果となりました。

「柔よく剛を制す」=Shore11
Shore11というロッドを言葉で説明するならば、C3の特性である「しなやかさ滑らかさ」「曲がって強い」をそのままに、強度と重量軽減を徹底的に行ったC3 Shoreシリーズの完成形といって良いでしょう。

ヒラスズキ~ショアジギング、そして「淡水大魚」を網羅するShoreシリーズ最強ロッド。
高感度ながらも滑らかさを感じる反発感、一度バッドに荷重が掛かった時の「安心感」はビッグフィッシュをキャッチする為だけに生まれたロッドと証明する要素でもあります。
ルアーやラインの使用範囲が「本当?」と思ってしまうほど広いことも、C3シリーズ直系となっています。
最大限の技術と判断力、そしてなにより「夢」を持つアングラーに理解していただける「超汎用性」の集大成モデルです。